ケリー先生、Pecs の本コースは対象が TOEIC 600点以上あるかたを対象ということですが、私などのような現在 TOEIC が600点以下の生徒はどんな学習をしたらよいのですか?私は1000語も覚えられないと思うのですが。 |
TOEIC 600点までぐらいの方はスポーツでいう基礎体力、建築でいうと土台のついていない方です。基礎体力、土台に当たるのが1.単語力(動詞も含む)、2.文法です。 |
まず、手始めに学習するのは単語ですか?
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そうです。最初は、単語からです。英語力のない人を教えてまず感じるのは単語力のなさです。
よく、「私は単語は問題ないけれど、聴き取りができない。」、「相手の言うことが分からない。」という声をききますが、外国語として英語をやる場合は、知らない単語を聴き取ることは不可能です。ですから、ある程度の単語力をまずつけることをお勧めします。 |
TOEICのテストで600点をクリアーしたい人は、いくつぐらいの単語を覚えればよいのですか? |
基本的な単語は1000語と考えてください。
基本動詞も単語のうちですが、詳しくは基本動詞編の説明をみてください。 |
なぜ、1000語なのですか? |
米国の4〜5歳の子供の語彙数は300語から400語と言われています。その語数でも親に口答えが出来るのです。
つまり、コミュニケーションが出来るということです。それに、大人が必要な語を加えると1000語程度です。 |
TOEIC の点数を上げたい一心で難しい単語に取り組んでは挫折をしてきましたが、難しい単語はこの段階では必要ないということですか? |
この段階ではいわゆる Big words は必要ありません。
基礎単語をしっかり覚えないでして、難しい語を覚えてみようとしても、基礎体力がないのに、高度の競技を行うのと同じことで、効果は上がりません。 |
基礎の1000語とはどのような語ですか? |
アメリカの小学校で2年から学習する語を中心に選びました。実際に今の米国で使われている単語でなければ、覚えても無駄になります。
TOEIC の英語は今の米国で使われている英語です。日本の大学の受験用の単語をいくら覚えても TOEIC の点が上がることにはなりません。 |
私は1000語も覚えられないと思うのですが。 |
確かに、暗記の力というのは個人差がありますね。
この「単語どんどん毎週テストコース」では自分のペースの合わせて、単語数を選ぶことができます。特に1000語のレベルでは確実に覚えるということが大切ですから、無理をせず生活に合わせて選んでください。逆に1000語が終わった人はどんどん2000語、3000語に進めるようになっています。 |
実際の受講はどのように行いますか? |
コースにより期間の長さが異なりますが、どのコースも毎週約40語の単語が出題されます。これを指示に従い、学習してください。
そして、毎週これらの単語を覚えたかどうかを確認するマスターテストを行います。
テストは答を記入後、送信していただき、4〜7日後に採点、学習法へのアドバイスをつけてお返しします。 |
テストにより、覚えているかを確認するのですね。 |
そうです。Pecs がペースメーカーとして、毎週覚えた単語を確認していきます。
一人ではなかなか単語の暗記を続けるのは困難な方でも、この「単語どんどん毎週テストコース」では続けることができます。 |
単語についての質問もケリー先生にうかがえるのでしょうか? |
Yes. 講座に関連している内容ならば、メールで質問できます。 |
最後のもうひとつ、私には中学生の姪がいますが、この「単語どんどん毎週テストコース」を勧めてみたいと思うのですが、中学生には適していますか? |
最初に申し上げたように、英語の基礎となる語をまず、1000語から2000語選びましたので、中学生には是非勧めてください。コンピューターの操作にもなれるので、いいと思いますよ。
では、テストの後の解説でお目にかかりましょう。 |